真木よう子さんのCAMPFIREを利用したクラウドファンディングの顛末
こんにちは。ツルハシです。
女優の真木よう子さんがコミックマーケット93にてフォトブックを販売するために、クラウドファンディングのCAMPFIREを利用し、資金を集めようとしました。
そのことで非難を浴び、関係者も含め謝罪し、コミックマーケット93の参加を断念というニュースがしばらくネットを騒がせていました。
どこまで本当かわかりませんが、事の顛末に関しての解説の記事です。
ツルハシは概ね、あらすじはあっているのではと考えています。
家入一真さんを名指しでタイトルに入れているのは、Google検索を考えてですかね。
あっ!某真木よう子さん関係者からのお達しですか?!
真木よう子さんは謝罪文で
「責任者の立場でありながら主導権を握れなかった」
と書かれています。
もともと、真木よう子さん発信企画ではないというのが、クラウドファンディングの企画をみると丸わかり。
でも、その後、小出しに流される情報に、違和感を感じます。
真木よう子は被害者だ!で通そうとしているようです。
その情報を語っているのが、真木よう子さんの事情を知る芸能関係者さんです。
真木よう子さんの事情を知る芸能関係者って、真木よう子さんの事務所の方だと思うんですね。
事務所が「所属女優 真木よう子」の商品価値を守るために情報を流している印象です。
編集人 北尾修一さんの経緯発表を読むと、まあ、理にかなってはいます。
「手弁当感」という言葉は、会話の中で出てこないと、こういう経緯文に出すのは違和感がある言葉ですよね。実際に出てきた言葉だと思います。
その手弁当感を出すのに、なんで50万円の出資者を募ったのか。
真木よう子のネームバリューを持ってしても、小口の出資者で800万円を集められないと思ったのか、という疑問は出てきます。
ここは第三者が「こうしませんか?」と提案はしているはずなんですね。
誰が悪いというわけではなく、みんなが少しずつ非があるのではないかと思うんですが、誰もが「私は、俺は、悪くない」と言っているようです。
CAMPFIREとは
2011年より運営を開始。
運営会社 株式会社CAMPFIRE 代表取締役社長は家入一真氏。
国内No.1のクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」、フレンドファンディングアプリ「POLCA」、新しい融資サービス「CAMPFIRE LENDING」、暗号通貨取引所「FIREX」など様々なサービスを通して、"資金集めを民主化し、誰しもが声をあげられる社会を作る"ことが、私たちのミッションです。
キレイです。美しい目標です。
美しすぎてとても違和感があります。
NPO法人などでも、理念は非常に綺麗。でも、実際が追いついていないという団体も多々あります。
プロモーションに長けているので、こういう団体は資金集めは上手でして、端から見ていると「この事業にそれだけのお金をかけるのであれば、他の事業にかけた方が」と思う事もしばしば。
まあ、理念は素晴らしいので頑張って下さいとしか言えませんが、ここに私達の税金が…と思うとたまにモヤモヤします。
CAMPFIREは、2016年2月に手数料を20%から5%~8%に下げました。
国内ではMoonshotと同等で最安です。
5%の手数料は資金集めに失敗した場合には手数料は取らないというシステムのもの。真木よう子さんのケースは集まるのが確実なので5%だったかも。
仮にMAXの8%でみた場合、
800万円であれば、800万円×8%=64万円が手数料。
当初の予定だったと言われる
2700万円であれば、2700万円×8%=216万円が手数料。
この金額をどう見るかによるかと思いますが、
この収益に加え、とりあえず真木さんの事が話題になるのは確実ですから広告料も含めて、メチャメチャコスパ高いです。
けれど、「あなたたちの計画を実行するには、現実味が足りませんよ」というコンサル料を含めてと考えると、トントン、もしくはマイナスでしょうか。
あれ?
真木よう子さんの考えが甘かった、という本人の一言につきる内容だったんですかね。